挿木とは、切った枝を土や水に挿して、繁殖させる方法です。しかし、挿木といっても植物の種類によって方法は様々。ネットで検索してみたら色んな方法があるようです。
うーん・・・。
どの方法がハイビスカスに一番合うのでしょう?
父が園芸好きで詳しいので、アドバイスを受けた通りにやってみました。
適期は、本によっては4月〜9月とも5月〜7月とも書かれています。もちろん、地域によって時期も変わってきます。一体どれを信じればいいのか悩みますが、私は6月にやってみました。高温多湿がカギだそうなので、梅雨時が一番いいのかもしれません。
しかし、あまりに高温になり蒸れたりするのはよくないようで、管理が難しいところです。
※ まだまだ試行錯誤中なので、以下に書く方法が合っているのかはわかりません。
まず、今ある株から「挿し穂」となる枝を切り取ります。この作業、初めての場合はかなり勇気がいるかもしれません・・・。
でも大丈夫!
ハイビスカスは枝を切られると、新しい枝を次々と出してくれるのです。
切るタイミングは、冬季に室内に取り込む時や、春先に切るのが一般的のようです。成長期に切っても平気ですが、切りすぎると花がつかなくなってしまうかもしれません。
今回切ったのは6月中旬です。花はつきましたが、もうちょと早く切っていてもよかったかも。
■ 失敗談(´・ω・`)
育て始めて最初の年は、剪定が怖かったために枝を切らないでいました。そしたら、ビヨ〜ンと間延びしてしまい散々な格好になってしまいました。(写真下)
というわけで、挿木をするしないに関わらず枝は切った方が良さそうです。
![]() 枝を切らなかった為、 こんなお姿に・・・ |
→ | 思い切ってザックリ いっちゃいました! |
→ | 剪定から1ヵ月後の姿 やっぱり切ってよかった(笑) |
【枝を切る位置】
新しい芽は、「節(葉の付け根の部分)」から出てきます。元株に、この節が幾つか残るように切ります。また枝を切る位置は、節と節の中間ではなく、節のすぐ上を切った方が切口の治りが早くなるようです。
また、切口から病原菌が入ってしまう事もあるので、心配なら「癒合剤」を塗って切口の治りを更に促進させてあげましょう。
実際、枝を切った数週間後に切口が裂けてきてしまい、心配になったので塗ってみました。これで安心!
【どのくらい切る?】
挿し穂になる枝にも、もちろん「節」が必要です。4〜5節程あれば足りると思います。
ただし、枝のてっぺんの新しくて柔らかい部分は切り落としてしまうので、その辺も考慮して切ってください。(詳しくは「挿し穂を作る」で説明します)
うちのケオケオの場合、あまりに不恰好なお姿だったので、思い切って半分くらい切っちゃいました。下の方に葉が全くなかったので、丸坊主です(笑)
春に挿木する場合は去年伸びた古い枝を使いますが、作業した時期は6月でした。6月も含め夏に挿木する場合は、今年延びた新しい枝を使うのが一般的です。
しかし、簡単にしなってしまうような柔らかい枝も向いていません。枝のてっぺんは切り落として、木質化した部分だけを挿し穂にすると成功率があがるようです。
といいつつ、今回の挿し穂は、去年伸びた枝を使用しています。一番いい部分は父にあげてしまったので・・・。
父にあげた部分は、ワイメアエに接木され無事に育っています。
枝は、節のすぐ下の辺りを斜め45度に切ります。
よく切れる綺麗なナイフで切ってください。でないと雑菌が増殖し易くなってしまいます。
葉は上部に2枚程度残します。そして、葉からの水分の蒸発を防ぐため、大きな葉は半分に切ります。
■ 失敗談(´・ω・`)
残す葉以外の枯れた汚い小枝などは綺麗に切ってしまった方が良さそうです。挿し木後しばらくして、カビのようなものが生えてしまいました。
挿し穂の切口から樹液がでてきますので、よく洗い流してください。
その後、最低でも1時間ほど水を吸わせてあげましょう。
何でもない作業に見えますが、これを怠ると成功率が下がるそうなので、絶対に省かないでくださいね。
次は「挿し床」を作ります。
あと、もうちょっと!
挿し床を作るにあたって一番注意する点は、雑菌を抑えることです。
使用後の汚い土や植木鉢は、絶対に避けてください。雑菌が繁殖してしまうと、挿し穂にカビが生え腐ってしまいます。肥料などの栄養分も、当分の間は与えることはできません。
まず、虫の侵入を防ぐため、鉢底に防虫ネットを敷きます。(プラスチック製のものが園芸店などに売っていますが、台所の三角コーナー用のネットでも代用できるようです。)
その上に、土を入れていきます。
土は、鹿沼土や赤玉土(小粒)、バーミキュライトなどを使用します。腐葉土や肥料などは混ぜないようにします。
最後に水をたくさんかけてから、挿し穂を入れる場所に指で穴を開けておきます。先に穴をあけておくと、挿し穂が傷つくことなく植えることができます。
挿し穂の全長の1/2程度を地中に入れます。
写真では、1/3程度しか入っていませんけど、気にしないで下さい〜(^^ゞ
挿し穂は、先ほど作った穴に入れます。間違ってもグリグリと挿し穂で穴を掘らないようにしましょう(笑)
なお、挿し床に挿す前に、挿し穂の切口に発根促進剤をまぶしてあげると効果的です。
地中に植えたら、根元を丁寧に押さえて土を固めます。
その後、もう一度たくさん水をかければ挿木作業の完了です。
ここまでの作業は簡単なものです。慣れれば、すぐに出来てしまいますが、一番重要なのは、この後!挿木後の管理です。
挿木後の管理・・・
調べると、これまた色々な方法が出てきます。でも、基本は共通しています。
明るい日陰に置くこと。
絶対に乾燥させないこと。でも、水を与えすぎても良くないということ。水加減が難しいです。
あとは試行錯誤して、成功率の高い方法で管理していくしかないかな、と思います。
さて、発根するには1ヶ月くらいかかるそうですが、上手くいくでしょうか!?
■ 挿し穂 : コキオ・ケオケオ(アーノッティアヌス)
■ 挿し床 : バーミキュライト
■ 置場所 : 室内の窓際 (ビニール袋あり)
全部で3鉢作りました。置き場所は室内の窓際の日陰です。
乾燥対策として、鉢をビニール袋で覆ってあげました。こうすると水分が蒸発しづらくなり多湿の状態が保てます。
土が乾いてきたら、水を霧吹きで吹きかけ、葉には時々、葉水をかけてあげました。ずっと、これの繰り返しです。
こんな方法で管理していたら、3鉢とも2週間後に新しい葉が出てきました。(写真右)
「おおー!やったー!!
もしかして、もう発根していたりして!?」
・・・なんて思っていたのも束の間。
その数週間後、どの木も同じ日に、ほとんどの葉が一度に落ちてしまいました(涙)
この日は妙に暑かったので、高温になりすぎて蒸れてしまったのかもしれません。
それに色々調べてみると、挿木後すぐに新しい葉がでてきても、発根してない確率が高いそうです。枝に残っている養分で、葉が出て来るのだとか・・・。
どうやら、色んな面でぬか喜びしてました。
その後、1本はカビが生えて枯れ、もう1本は動かず・・・
残りの1本だけ新しい葉が出てきました。
「今度こそ!」と期待していましたが、また突然葉がポロリポロリと落ちてしまいました。
どうやら、枝にカビが生えてきてしまったようです。
うーん、、、難しいっ。
父に相談してみると、水の与え方が良くないとのこと。
直接土に水を与えるのではなく、受け皿に水を流してあげる方がいいそうです。どうやら、水も与えすぎていました。毎日のように霧吹きしていたのもよくないかもしれません・・・。
そして、ビニール袋を使うか使わないかが悩むところです。途中までは非常に順調だったので、悪くはないと思うのですが、7月に入って暑い日が続いてから調子が悪くなったような気がします。
次回は使わないで挑戦してみたいと思います。
挿木の結果としては全滅でした(涙)
作業を行ったのが6月だったのにも関わらず、今年延びた枝でなかったことや管理の悪さも重なったのだと思います。ただ、最後まで残った1本は発根が確認できたので、何とか先は見えてきました。
前回は、どうやら気にしすぎで世話しすぎでした。これがよくないのです。色々やりたくなっちゃう。
というわけで、今回は放置プレーでいきま〜す(笑)
■ 挿し穂 : コキオ・ケオケオ(イマクラトゥス)
■ 挿し床 : バーミキュライト
■ 置場所 : 玄関の外(ビニール袋ナシ)
今度の挿木はイマクラトゥス(モロカイのケオケオ)で行います。コナジラミがついてしまい、元気がないので枝を切ることにしたのでした。
挿し床は前回と同じですが、置き場所を変えました。今度は玄関の外。
真夏なので、部屋の中やベランダ(南向き・日陰ナシ)では暑すぎるためです。玄関の外は直射日光は当たりません。風が通り涼しいので、なかなか良さそうな場所です。
水遣りは1〜2日に1回、受け皿に水を流してあげます。元々コナジラミが付いてしまったために切った枝なので、霧吹きは毎日欠かせません。(コナジラミは水分がキライ)
さてさて、、、
条件が良かったのか、全く苦労することなく 1ヶ月程で発根を確認することができました。
まずは成功です♪
あ、発根を確認するのに間違っても引っこ抜いたり、土を掘ったりしないで下さいね(笑)
ポット植えにすると、底の穴から根を確認することができます。
更に1ヵ月後、(挿木をしてから2ヵ月後)、鉢上げしてみました。
鉢上げといっても、植え替えた鉢は挿し木していた時のものと全く同じものなので、以前と変わり映えしません。変わったのは土だけです。今度は腐葉土などを混ぜた土にしてあげます。
鉢上げ後は、通常のハイビスカスの管理と一緒です。ここまでくれば安心ですね♪
時期は10月。挿木のシーズンから外れています。
うっかり折ってしまった枝を挿し穂に使っています。
ダメでもともとの精神でやってみました。
■ 挿し穂 : コキオ・ケオケオ(イマクラトゥス)
■ 挿し床 : 赤玉土(小粒)
■ 置場所 : 室内の窓際 (ビニール袋ナシ)
かなり涼しいので前回成功した玄関ではなく、部屋の窓際に置きました。陽射しも弱くなっているので、わりと日当たりのいい場所にしました。(日陰だと寒すぎるかな、と思ったので)
また、挿し床はバーミキュライトがなくなってしまったので赤玉土を使用。バーミキュライトは値段が高いので、これが上手くいくようなら今後も赤玉土にシフトしたいですねぇ。
水遣りはいつもの通り行い、1ヶ月が経ちました。挿し穂を作る時に残した葉は元気なのですが、新芽は全く出てきません。もちろん発根も確認できませんでした。
やっぱり時期の悪いのでしょうか・・・?
でも葉が生きているので可能性はあります。それからも同じように管理を続けました。
挿木をしてから 2ヶ月くらい経った頃でしょうか。新芽が伸び、とうとう発根が確認できました!
12月(1月だったかも?)なので真冬です。こんな時期でも挿木が成功するなんて嬉しい〜(^^*
鉢上げは春に行う予定です。
ところで、、、
モロカイのケオケオは挿木たちは元気ですが、親株が急に元気がなくなり葉を落としてしまいました。2007年4月のことです。
剪定してみたのですが新芽が出てきません・・・
2週間程しても動きがないので、枝の先を少しだけ切ってみました。
すると、中はスカスカ。
どこまで切っても枝はスカスカでした。
枯れてしまったようです。何が原因だったのでしょう・・・
残された挿木のモロカイケオケオ達が、がんばって生きてくれるのを祈るばかりです。
【注意】
ここでは、今まで育てていて気がついた事、気を付けたことを書いています。
ただし、まだ初心者なので質問にはお答えできません・・・
試行錯誤中ですので、あくまでも参考程度と思ってください。
また、間違いやお気づきの点がありましたらご連絡頂けると嬉しいです。(E-mail , BBS)