ハワイ島現地リポート
■ サウスポイント & グリーンサンドビーチ 【ハワイ島】

[概要]
ハワイ島の最南端 ” カ・ラエ岬(サウス・ポイント) ”
ここはハワイ島だけでなくアメリカ合衆国の最南端でもある。ちなみに ” Ka Lae (カ・ラエ)” とはハワイ語で ” 先端 ” という意味。
サウス・ポイントから海岸線を北東へ進んで行くと、薄黄緑色の砂のビーチ ” グリーン・サンド・ビーチ ” が忽然と現れる。断崖に囲まれたこのビーチは辿り着くまでに1時間ほど歩かねばならず、それ故に訪れる人も少ない。まさに幻のビーチ!



これらに行くには ” サウス・ポイント・ロード ”
(写真左)を通らねばならないのだが、ここはレンタカーの保険が適用外となっている。道は一車線と細く、サウス・ポイントに近づくにつれガタガタする箇所もでてくるが、普通のレンタカーでも走れる程度。自力で運転してしまう人も結構いるが、やはり何かあった時はコワイ・・・。


そんな人に朗報なのが ” あいらんどどりーむず ” さんのこのツアー。
「 マウンテンバイクで行くグリーンサンド・ビーチ・ツアー 」
私達も早速参加してみた。詳細はコチラ
※ 2007年1月現在、このツアーは催行されていません。



みどころ
* 風力発電所
* South Point (サウス・ポイント)
* Green Sand Beach
(グリーン・サンド・ビーチ)
■ 見どころ
* 風力発電所 〔地図〕

サウス・ポイント・ロードをひたすら南下すると見えてくるのがこの風車たち。風が強いだけに風力発電所があるのも頷ける。
この風車、実は日本の三菱重工業(株)が1987年の7月に作ったもの。三菱製の風車の中でもかなり古いものなのだとか。
▼ 三菱重工業(風車のHP) http://www.mhi.co.jp/power/wind/index.html
ぐいんぐいんと音を立てて回る白い風車だが、この発電所は過去のもので現在は使用していないそうだ。三菱側に建て替えの検討依頼もあったそうだが、結局そのままに。こんなによく回っているのにもったいない・・・。
この辺一帯は牧草地帯で牛達が群れをなして草を食んでいる。その広大さは、ハワイというよりアメリカ本土を彷彿とさせられる。少し枯れかかったこの地に佇む白い風車と、そこから発せられる風を切る音は、どこかもの悲しく感じられる。
(2003年9月)

* South Point (サウス・ポイント) 〔地図〕

アメリカ合衆国最南端、サウス・ポイント。ここから先はもう何もない。海は驚くほど青々と、そして果てしなくどこまでも広がっている。
右の写真の左端に写っているのは、カジキなど大型の魚などを釣り上げるために使う滑車なんだとか。確かに、この底の深い海には大型の魚達がウヨウヨいそう。
この崖っぷち、高さは10m程あるが 飛び込んでも登ってこれるように何箇所か梯子が掛かっている。思い切って飛び込んだら気持ちよさそう〜!!
また、崖っぷちの手前には大きな穴が開いて海水が流れ込んでいるところがある。
(写真左)
ちょっとだけ降りれるので、こんなところで記念撮影なんてのもいいかもしれない。






(2003年9月)

* Green Sand Beach (グリーン・サンド・ビーチ) 〔地図〕

私達は あいらんどどりーむず さんが最近始めたツアー 「マウンテンバイクで行くグリーンサンド・ビーチ・ツアー」 に参加した。
※ 2007年1月現在、このツアーは催行されていません。
が、歩いてグリーンサンドビーチに行く方にも、多少は参考にはなると思います。



コナでピックアップされ、有名なコーヒー屋さん ” ベイ・ビュー・ファーム ” や サウス・ポイント に立ち寄った後、ダートロードを経て私達はこの地にやって来た。
(地図上で一番右側にある駐車場)
この周辺はいつも強風にさらされ植物も育ちにくいようだ。乾ききったダートロードは、車が通るたびに濛々と砂埃を巻き上げている。その環境はグリーン・サンド・ビーチへと続くトレイルも同じ。自力でビーチへ行くには、こんな赤茶けた道を一時間ほど歩かねばならない。
日陰は全くないので帽子、水は必需品!!また、砂埃が目に入るのでコンタクトはちょっとツライ。ハードは止めたほうが無難。私は使い捨てのソフトコンタクレンズをしていたが、何度も目薬を差す羽目にあった。サングラスなどがあればちょっとはマシかな〜(^^;
ツアーガイドの小松さんが サングラス・帽子を用意してくれていたので帽子だけ借りた。帽子は野球帽のようなキャップ型が好ましい。ハット型だと風で飛ばされやすいのだ。



準備OK!いざ出発〜!!トレイルを走る。
・・・が、マウンテンバイクをこぎ出してすぐに不安が走る。
普段乗っているママチャリと違ってフラフラするよ〜(汗)
更に、砂や砂利・石にタイヤをとられ何度も転びそうになった。正直、自転車をこぐのに精一杯で周りの景色なんて見れやしない(笑)
特に行きは前方から風が吹いてくる。そのうえ登り坂が多いのですっごく大変!!!汗ダラダラになること間違いなし!
めっちゃ体育会系なツアーなのだ。はっきり言って体が弱い方は止めた方がいいかも(^^ゞ
また、ここのトレイルは何度も分岐したり合流したりを繰り返しているが、辿り着く場所は同じなのでどこを通っても大丈夫!
小一時間ほど走っただろうか。前方に小高く盛り上がった丘が見えてきた。
そして、その丘を乗り越えると・・・

そこは、グリーン・サンド・ビーチだった!!!
写真で見て憧れた景色が突然目の前に広がる。
大変な思いをしてここまで来ただけに感動もひとしおだ。


すり鉢型をした崖が印象に残るが、もともとここは火口だったのだそう。それならばこの形状も頷ける。
地面を見ると、土に混じってカンラン石の結晶が見られた。大きさは5mmくらい。
(写真右上)
ちなみにカンラン石は宝石のペリドットの原石。8月の誕生石でもある。
緑の砂の正体は、このカンラン石なのだ。カンラン石が砕けたものが砂となりグリーン・サンド・ビーチを形成している。
火口が海に呑まれビーチになった。
様々な要素が重なってこのビーチは生まれたのだろう。他に類を見ないビーチである。


私達はこの場所にマウンテンバイクを置き、崖下へと降りた。
下へ降りるには、ロック・クライミングの真似事をしなければならない。高さは2m程だから大したことないけど(^^;
岩場に上手く手と足をかけて慎重に降りる。


ここさえクリアすれば後は何となく道ができているのでそれに沿って下りて行けばOK!
そして、浜に辿り着くと こんな素晴らしい景色が待っている!!
「来てよかった!」と心底思える絶景だ!!



ビーチまでもうちょっと・・・!!

着いた〜〜!!!

岩の日陰で一息
ビーチの中で日陰はココしかない

オリーブ色のビーチ
キラキラと光る

そびえる断崖
地層がくっきりと見える


ビーチには1時間ほど滞在した。その間にツアーで用意されたお昼ごはんを食べたり、ビーチを探索したり気ままに過ごす。海で泳いでいた人達もいたけど、ここは波がかなり荒い。泳いでるってよりも波に遊ばれていた感じ(笑)


さて、帰り道・・・
今度は下り坂が多いので、行きと比べると走るのがすごくラクだ。それにマウンテンバイクにもだいぶ慣れてきたせいか、自転車で走ること自体も楽しめた。
行きよりもかなり短い時間で駐車場へ到着!!
さすがに疲労感はあるが達成感の方がより大きい。何よりあの絶景を思い出すと疲れなんて吹っ飛ぶ。
またあのキラキラと光る緑の砂を見たい。強い潮風に吹かれたい。断崖に圧倒されたい。
帰ってきてからもなお、そんな想いが頭を駆け巡る。


私達はレンタカーで保険適用外の道を走ったことがない。このツアーがなければ、きっと グリーン・サンド・ビーチ に巡り合えなかっただろう。
こんなツアーを編み出して下さったガイドの小松さんに感謝!!


(2003年9月)

〔2003年9月〕


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