[概要]
ハワイ島北東の海岸沿い(ワイピオ渓谷のお隣のワイマヌ渓谷から、ヒロの北側の町の辺りまで)一帯が、ハマクア・コーストと呼ばれています。海岸線には延々と崖が続いているのが特徴で、白砂のビーチは見られません。
ハマクアコーストを一文字で表すとしたら「緑」。溶岩で埋め尽くされ荒涼とした北西の海岸 コハラ・コーストと比べると、かなり対照的なハマクアコーストには、人を寄せ付けない程の熱帯雨林が広がっています。 しっとりとした深い緑で覆いつくされたこの地は、マウナ・ケアから流れ出る川、そして清らかな滝がいくつもあり、訪れる人を魅了しています。そして、誰も知らないとっておきの場所が見つかりそう!といったワクワク感が漂っており、冒険心をくすぐられる場所でもあります。
※ ホノカア と ホノム、ワイピオ渓谷 は、別個にリポートを作っていますのでそちらをご参照下さい。
![]() 19号線の景色(上) 4マイル・シーニック・ドライブ(右) |
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[宿泊施設]
ビューの良い宿がいっぱい!B&Bが多いです。
ハマクア・コースト周辺のアコモデーション・リスト
1周 : 20〜30分
お疲れ度(MAX5) : ★
必需品 : 蚊よけ(確実に刺されるので塗り薬も必須)
参考書 : ハワイ・トレッキング(近藤 純夫 著)
マウナ・ケアの雪解け水を源流とした川、コレコレ川にある落差 128メートルのアカカ滝。ハワイアンソングとしても唄われている有名な滝です。
19号線からホノムの町に入り、景色のよい細い道を 6キロ程走るとアカカ滝の駐車場が現れます。ここにはトイレも完備されています。(あまり綺麗ではありませんが。)
駐車場から園内をぐるりと1周巡る遊歩道が伸びているので、そこを歩きます。蚊が多いので、蚊対策を忘れないようにして下さいね。
この公園にはアカカ滝展望台の他に、カフナ滝の展望台があります。カフナ滝を先に見たいならば反時計回り、アカカ滝を先に見たいならば時計回りに歩いて下さい。私的には、メインのアカカ滝を後で見た方が感動できるので、反時計回りがオススメです。
![]() 上 : トレイル入口 右 : 風流な竹林 |
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![]() 上 : 美しいイエロージンジャー 左 : 熱帯林のトレイルを歩きます |
![]() ![]() ![]() 左 : 巨大な樹木 / 中 : 日本の渓流的風景 / 右 : 岩肌に滴る水 |
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トレイルに入ると緑の豊かさに驚きます。まるでジャングルに迷い込んだかのよう。巨大な樹木には蔦が這い、自分の背丈より高い草が生い茂っています。植物の種類も多く、ジンジャーやモンステラ、また竹林があったり、その他にも色とりどりの花が咲いていて、見るものを飽きさせません。植物好きの方には滝以外も見どころ満載!
さて、そんな風景を楽しみながらトレイルを10分ほど歩くと、カフナ滝(写真左)の展望台へと到着します。緑に囲まれたこの滝は、優しげな雰囲気をまとっていました。
「カフナ」とは、ハワイ語で「神官」という意味です。古代よりハワイアン達は、渓谷や滝などを神聖なものとして扱ってきたので、このような名前が付けられたのも頷けますね。
カフナ滝から更に5分ほど歩くと、アカカ滝展望台へ着きます。苔むした緑の絶壁を滑り落ちる、美しく大きな滝がそこにありました。覗き込むと滝つぼも見えます。深くて吸い込まれそうな滝つぼ!
ちなみに、午後3時頃に見た時は快晴だったのが災いして、逆光で写真がうまく撮れませんでした。時間を選べるのならば午前中の方が、綺麗な写真が撮れるかもしれませんね。
![]() 2004年9月 午後3時頃撮影 |
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![]() 左&上 : 2005年9月撮影 滝の上には… |
アカカ滝を見終えたら、後は駐車場に戻るだけです。歩いて数分で到着。歩く時間も短く、楽しみながら歩けるこのトレイルは、多少のアップダウンはありますが全然疲れません。美しい滝のマイナスイオンも吸えるので、とてもオススメです。
(2004年9月、2005年9月、2006年9月)
ハイウェイ(19号線)を外れて海沿いに伸びるシーニック・ルートを走ってみました。
鬱蒼と茂る草木の中に細い道が続いています。樹木で緑のトンネルができていたり、ジンジャーやヘリコニアの美しい花が道沿いを華やかに飾っていたり、小さな細い橋を渡ってみたりと、味わい深い田舎道です。
左の写真は、このシーニックルートの一番の見どころのオノメア・ベイ。この日は、ハマクア・コーストらしい鮮やかなブルーの海と、緑豊かな素晴らしいビューを拝めました。19号線を一気に駆け抜けてしまったら全然知りえない風景を、ここでは楽しむことができてしまいます。とてもオススメのルートですよ!
(2004年9月、2005年9月、2006年9月)
19号線沿いにある見晴らしの良い展望台。運転中、眠気に襲われたらここでひと息ついてみては如何でしょうか。眠気も吹っ飛ぶような真っ青な海が目に飛び込んできます。
この穏やかで美しい海には癒されますが、ラウパホエホエには、津波によって24人の尊い命が奪われてしまった痛ましい過去があります。1946年のことでした。そのメモリアルパークが展望台から少しだけ見えました。
(2004年9月、2005年9月)
19号線には橋がいっぱい。そのうちの一つ、ナヌエ橋からの景色は最高!是非寄ってみて欲しい場所です。
海側も美しいのですが、この橋の見所は山側。180度、緑の世界が広がっています。鬱蒼と茂るヤシの木の群生は、高い橋の上から覗いて見ていると、クラクラめまいがしてしまいそうな程!ホラー映画か何かのように今にも緑がワサワサと増殖し、こちらに迫ってくるような迫力すら感じられます。
ヤシの群生にはアフリカン・チューリップのオレンジの花が混じり、彩りを添えていました。そんなジャングルの中を流れる小さな川と滝にも癒されます。
ガイドブックに紹介されないような地味な場所ですが、印象深い景色であることは間違いありません。なお、この橋の手すりは低いうえ歩道の幅は狭く、すぐ隣の車道では猛スピードで車が駆け抜けます。その車が巻き起こす風と揺れは大人でもコワイくらいなので、高所恐怖症の方は特にお気を付け下さい(笑)
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![]() 左 : 揺れる橋の上 上 : 海側も美しい景色 |
![]() 上 : たくさんのヤシの木 右 : 橋の真下を見下ろした図 |
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ナヌエ橋は目印が少ないため、橋自体を見つけづらいのですが、北から南へと向かう時の方が断然行きやすいです。初めての方は下記を参考にしてみて下さい。
ホノカア方面からヒロへ行く途中、ヘアピンカーブが3つあります。これを全てやり過ごした後、幾つかある橋を渡る度に景色をチェックしてみて下さい。山側に先述したようなヤシの木の群生、反対側に海が見えていたら、そこはナヌエ橋です。また、橋の上で景色を眺めている人がいれば、そこはかなりの確率でナヌエ橋でしょう。周辺の景色は下のリンクからチェックできるので、頭に入れておいて下さいね。
■ Google Map(ストリートビュー)
それらしいと思う橋に差し掛かったら、減速して車を止めれるように準備をして下さい。橋を渡り切ったすぐ右側の辺りに駐車スペースがあるので、ここに車を止めます。駐車スペースは唯一ここだけしかありません。
ヒロからホノカア方面へと走る場合は橋を見つけることが出来ても、その先に車を止めるスペースがないのです。そんなわけで、ホノカアからヒロ方面へと走る場合の方が行きやすいんですよね。
地図の詳細は下記をご参考に。縮小するなどして位置を確認して下さい。
■ Google Map / ハマクア・コースト(ナヌエ橋)
(2006年9月、2010年9月)
橋からの風景を楽しむナヌエ橋とは違い、ハカラウの鉄橋は、橋自体の景観を楽しむスポットです。別の道から鉄橋の下へと回り込みます。
モーハワイ・コムの編集長、へなちょこ・しゅんさんが書かれた「行くべしハワイ島 見るべしハワイ島」で有名になった場所で、その他の日本語ガイドブックで紹介されたことは殆どないのではないでしょうか?
行き方はといいますと、、、
ホノカアからヒロ方面へと向かう時の方がわかりやすいです。ナヌエ橋と一緒ですね。せっかくなので、両方の橋をセットでハマクアの橋めぐりをしちゃって下さい。
地図の詳細はこちらです ▼
■ Google Map / ハマクア・コースト(ハカラウの鉄橋)
19号線でホノカアからヒロへ向かい、ヘアピンカーブを3つ越えます。その先にナヌエ橋があります。ナヌエ橋を更に南下して、Umauma Falls や ワールド・ボタニカル・ガーデンがあるエリア(確か看板や案内が出ていたと思います)を越えて下さい。越えてすぐの場所にハカラウの鉄橋があります。橋の上からは、視界が開けていてハカラウ湾がよく見えます。
ハカラウの鉄橋を確認できたら、橋を渡ってしばらくそのまま直進して下さい。最初の交差点を鋭角に左折します。そのまま道なりに、橋のある方向へ戻る感じで進んで下さい。突き当たりで一度左折します。(左折しかできません)
そのままハカラウの鉄橋の下をくぐる形で、川へと下りて行きます。
また、この辺りからワクワク感がでてくると思います。辺り一面緑の世界になっていることでしょう。そして、小さい橋を渡って鉄橋の真下へと向かいます。
車を降りると蒸し暑さを感じると共に、モワっと草の香りが鼻を突きました。まさにジャングル!緑がとても濃いのです。やたら大きく育った植物たちに、ただただ感心してしまいました。ここには、ゆっくりとした時間が流れています。ワイピオ渓谷の谷底に似ていると思いました。
そして、ハカラウの鉄橋が目の前に!私達の前に立ちはだかるかのように悠然たる姿を見せてくれました。19号線がこれほど高い場所を走っていたなんてびっくり。
![]() 小さな橋からの景色 |
![]() 周囲の草木も大きいですが この橋の大きさはさらにスゴイ! |
![]() ハカラウ湾まで行けます |
大自然のニオイしかしないジャングルの中に、一本すっと伸びる真っ黒い大鉄橋の存在が異世界のもののように感じられ、何だか不思議な気分。鉄橋の上と下とでは全くの別世界なんですよね。このギャップがとても印象に残っています。
(2006年9月)
定休日 : 感謝祭、クリスマス他
時間 : 10:00〜17:00
オススメ度(MAX5) : ★★★★☆
4マイル・シーニック・ドライブ沿いにあるスムージー屋さん。お店の前は緑の芝生が広がり開放的。お天気の良いハマクアコーストで飲むスムージーは、とっても美味です。時間があるのならば、休憩がてら寄ってみて下さい。トイレも気軽に使えます。
スムージーにはお好みで、フルーツ、マカダミアナッツ、豆乳、プロテインパウダーを追加することもできます。ワッツシェーキンのスムージーは濃厚で、もったりとしていて、とても美味しい!一度飲んでしまったら、この店の前を通るたびに飲みたくなるお味です。
軽食のチキン・ラップも最高でした。チキン、レタス、トマトと豆が巻かれています。軽食のわりには高くついてしまいましたが、かなり美味しくて新しい発見でした。
![]() Onomea Sunrise (M) + Lilikoi … $4.99 苺・パパイヤ・バナナ 他 |
![]() Pacific Lilikoi (M) … $?? パッションフルーツ 他 |
![]() Hot Dog (Turkey Frank) … $4.25 Chiken Wrap … $8.95 |
■ 2010年9月
![]() Luscious Lava … $?? 苺・バナナ・リンゴジュース |
![]() 販売中のオリジナルTシャツ 女の子の絵はビミョー?(笑) |
今までパッションフルーツ(リリコイ)やパパイヤ等の南国系を飲んだので、今度はそうじゃないものをと注文したのがラシャス・ラバ。メインはイチゴなのですが、ナゼかトロミがすごい。何の成分がここまでこうなるの?と思うくらい、とろろが入っているようなネットリ感でして、ストローではなかなか吸えません(笑)味は悪くはないのですが、私は途中でギブアップ。好き嫌いが分かれる食感だと思います。
(2005年9月、2006年9月、2010年9月)
ここハマクア・コーストにも以前は列車が走っていたそうです。この件に関してBBSで、とてもディープな情報を頂いたので、こちらに抜粋させて頂くことにしました。
「シーニック・ルート近くから19号線を逸れて脇道を探検したら、"OLD RAILROAD WAY" という道に出くわしました。昔、汽車が走っていたのでしょうか?」
という(当サイトによく遊びに来て下さる)ナウヤングさんのふとした疑問に、「ALOHA NOPU」の管理人さん NOPUさんがとても詳しく答えて下さいました。
■ 鉄道情報1 (NOPUさん)
マウイやオアフに走っていたさとうきび輸送用の列車は、観光用に復活していたりもして有名ですよね。ハワイ島の東海岸にも、かつて、さとうきびを運ぶための汽車が走っていました。ハワイ島の鉄道はヒロの港を中心にケアアウを経てパホアの方まで延び、その後マウンテン・ビューの先まで延びて、ボルケーノ観光にも利用されたということです。
南方に延びる鉄道に比べ、北方に延びる鉄道は、ハマクア・コーストのたくさんの深い谷によって、建設が困難を極めたそうです。そのため当初の鉄道会社は破産してしまったそうですが、建設されたハマクアコーストの鉄道は、さとうきび輸送だけでなく、ハマクアコーストの景観を楽しむ観光客にも利用されたようです。戦中も利用された鉄道も、1946年のツナミによる被害が決定的なダメージとなり、鉄道は再建されることはなく、ハイウェーへと運送の手段は移行されたそうです。
ナウヤングさんがみつけた OLD RAILROAD WAY は、ペペエケオの海側の辺りでしょうか?ハマクア・コーストの19号線は鉄道と平行している部分が多いそうです。また、鉄道の高架橋をハイウェーの橋に利用もしているそうです。以上の情報の多くはラウパホエホエにある鉄道ミュージアムのHP (Laupahoehoe Train Museum )の受け売りです。こちらに写真なども多く掲載されていますよ。ラウパホエホエのミュージアムには当時の機関車が展示されているそうです。
下記は、その後のナウヤングさんのカキコミです。NOPUさんの教えてくださったHPを元に、新たな情報を書いてくださいました。
■ 鉄道情報2 (ナウヤングさん)
出くわした OLD RAILROAD WAY は、未舗装道路で(4WDだったので) シーニック・ルートより海側、ペペエケオにある汚水処理場の北東(海側)あたりでしょうか。ODYSSEY の地図「WEST HAWAII」でも確認しましたが、どうも表示されていないようです。でも、緑色の標識がちゃんと立っていました。
博物館のHPまでご紹介ありがとうございます。何度も通過している道なのに、気づきもしませんでした。見ると、長い歴史があったんですね。メカニック責任者の家が博物館になっていることや、フラダンサーが観光客のために踊ったプラットホームやトンネルが残っていることなども、新鮮な驚きがありました。
「さすがアメリカ、ハワイ」と思ったのは、博物館が出来たのが 1998年で、その設立資金が篤志家、有志による寄付だったという点です。廃止されて何十年も経つのに、列車の歴史、先人たちのの労苦をきちんと形に残そうという姿勢には脱帽です。
ショップでは、資料や写真も展示され、ビデオも販売しているんですね。次回、時間があれば、ぜひ立ち寄りたいと思います。
NOPUさん&ナウヤングさん、素晴らしい情報をご提供下さってありがとうございます。その後、実際に鉄道ミュージアムに行ってみました。
定休日 : ?
時間 : 9:00〜16:30(平日) / 10:00〜14:00(土日)
駐車場&トイレ : あり
入場料 : 大人 4ドル / 学生 2ドル / シニア 2ドル
ミュージアムは19号線沿いの山側にあります。しかし、この道を何回か通っているはずなのに、ミュージアムの存在に今まで全く気付きませんでした。探しながら車で走っていても通り過ぎてしまったくらいです。
ヒロからホノカア方面に向かって走っていて、ラウパホエホエの展望台まで行ってしまったら行き過ぎなので、展望台でUターンして戻りましょう。目印は、緑の綺麗な芝生と赤茶色の車両、そして白いバッテンマークです。
ヒロの鉄道は、1899年から1946年に津波の被害を受けるまで続きました。その歴史が、このミュージアムによって守られています。優しげなおじいちゃんといった雰囲気の管理人さんが館内を案内してくれました。館内は、写真撮影禁止の場所もあるので注意して下さいね。
![]() 目印の白いバッテン |
庭に展示されている車両&線路 |
![]() 当時の機関車の写真 |
![]() 線路が造られている様子 |
![]() 実際に使われていたプラットホームの跡 |
![]() 機関車のオブジェ ちょっとしたギフトも売っています おみやげに一つ買ってみました |
(2005年9月)
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