[概要]
ヘリに乗って、ハワイ島を上空から楽しんでみました!
モワモワと白煙を吐くキラウエアのプウ・オオ火口、広大なマウナ・ロアの溶岩の流れの跡、大地に走る巨大な亀裂、緑深い谷にある巨大な滝・・・・大地の鼓動が聞こえます。
ハワイ島の色々な顔が見れます。
そんなドキドキな体験は、空を飛んでみないと味わえません。
とはいえ、ヘリツアーはかなり高額です。
しかしフライトの興奮と感動の渦は、お金の感覚など吹っ飛ぶ程のパワーで私達を呑みこんでしまいました。今となっては、ハワイ島に行く度に乗りたいと思ってしまいます。さすがに実践はできていませんが(笑)
私達が乗ったヘリは「ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズ 」。ハワイ島の中でも実績と信頼を兼ね揃えた会社です。
そして、お友達の toshiさんがここでパイロットをしています。そんなこともあり、一度は乗ってみたいと思っていたんですよね♪
| ■ ビックアイランド・スペクタキュラー(BIS) ※ 料金は全て税・燃料チャージ込です |
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7:00 / 9:15 / 12:15 / 14:30 発 |
| ■ コハラコースト・アドベンチャー(KCA) |
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12:15 / 13:30 / 14:30 / 15:30 発 |
| ■ サークルオブ・ザ・ファイヤー &ウォーターフォール(CFW) |
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8:00 より毎時発 |
| ■ チャーター・フライト |
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機体・料金 : A-Star($1925〜) , ECO-Star($2035〜) |
※ ご予約&詳細は toshi さんのWEBサイト(ALOHA BREEZE)で!
● ALOHA BREEZE
ブルーハワイアン唯一の公式日本語サービスデスクになっているので、予約も安心です。
日本人パイロットは、toshiさん一人。他のパイロットのヘリに乗っても解説は英語になってしまいます。解説が日本語と英語では、ツアーの内容の濃さ、そして面白さに天と地ほどの差がでてきてしまうのではないでしょうか。
ALOHA BREEZE で予約すれば、toshiさんのヘリに乗れる確率がアップします。確約はできないそうですが、かなりの努力はしてもらえます。なお、toshiさんが飛んでいるコースは、現在、ビックアイランド・スペクタキュラーのみとなっています。
[ コース ]
私達が選んだコースは、一番人気のある ビックアイランド・スペクタキュラー(ワイコロア発、2時間コース)です。
しかも、チャーターが実現しました!
ヘリは6人乗りなので、6人揃えばチャーターをしたとしても、料金は手が届かなくなってしまう程の金額にはなりません。私達はWEBお友達の とらねこさん&二眼レフさんご夫婦、ナウヤングさん&ありちゃんご夫婦の6人で貸切しました。
チャーターの場合、ヘリの経路の変更が可能になります。
皆で相談した結果、溶岩大地の中にぽっつりと取り残された「ジャックさんのお家」に、周辺の散策を兼ねて着陸することにしました。(別途 $150必要)
また、通常はワイコロアからキラウエア間を飛ぶ場合、サドルロード上空を飛ぶそうですが、この時はマウナ・ロア寄りに飛びました。そして、ジャックさんのお家でトイレ休憩も兼ねていたため、通常は着陸するヒロ空港にも寄りませんでした。
チャーターになると、高いツアー料金が更にお高くなってしまうのですが、それに見合うだけの体験ができる事は間違いないと思います。(チャーターの詳細は ALOHA BREEZE へお問い合わせ下さい)
[ ツアーの時間帯 ]
早朝 7:00 出発のツアーを選びました。
ハワイ島は、午前中は晴れている確率も高く、空気も澄んでいるため条件が良いそうです。また、日差しの角度の関係で、早朝の方が写真が綺麗に撮れるのだそうです。
早起きは必至ですが、より良いフライトにするためには、ちょっとした努力も必要ですね!
[ ヘリの座席 ]
自分から指定はできません。バランスをとるため、体重によって決められます。
私達3夫婦の場合、体重差がほとんどなかったので、アミダくじで座席を決めました(笑)
ジャックさんの家への着陸を境に、前半後半に分けて座席交代もしました。これは、チャーターだからこそできた事で、通常のツアーでは、2時間コースでヒロに着陸しても座席の変更はありません。
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パイ ロット |
A | B | |
| C | D | E | F |
私達夫婦は、前半(ワイコロア→ジャックさんの家)は E・F の席、後半(ジャックさんの家→ワイコロア)は C・D の席でした。
機体の右側に座るか左側に座るかで、見える景色や撮れる写真もかなり変わってきます。といっても重要なポイントでは、どの席にも綺麗に見えるよう、旋回してくれるので安心して下さいね。
[ 写真を上手く撮るには ]
ヘリは一生に何度も乗れるようなものではありません。なので、思い出となる写真は重要ですよね!
撮影は窓ガラス越しに撮るので、どうしてもガラスへの写り込みが気になってしまいます。
前列 A・B の席は、後部座席よりも素晴らしい景色が楽しめるらしいのですが、写真を撮るにはイマイチのようです。写真を撮るのならば後部窓側の座席がベター。窓ガラスへの写り込みが前列よりも少ないのだそうです。
写り込みを軽減するには、なるべくカメラのレンズを窓に密着させて撮るのが基本です。洋服は黒など暗めの色の方がいいかもしれません。明るい色だと、よりはっきり写り込んでしまいます。
また、一眼レフカメラ等、レンズにフィルタを付けることができるカメラをお持ちの方は、レンズに偏光(PL)フィルタを付けると効果的です。ただし、太陽の位置によっては(太陽が正面にある場合など)全く効果がない場合もあるので、こういう時は撮影はキッパリと諦めて景色を楽しんだ方がいいかもしれません。
空に映えるブルーの機体 |
安全にツアーが楽しめるよう説明会があるので、フライトの45分前には、19号線沿いにあるブルーハワイアン・ヘリコプターズのヘリポートに集合しなければなりません。説明会といっても、オフィスで数分のビデオを見るだけなので堅苦しいものではありません。(ビデオは英語のみ)
それが終わったら、いよいよヘリへ乗り込んで出発です!
ヘリはフワリと空に飛び立ち、ぐんぐん上昇。キラウエア火山方面へ向かいます。
上空からでも先が見えない程の広い溶岩台地と、薄黄色い草原の中を突き進んでいきました。
この地では、190号線を境にマカイ(海)側と マウカ(山)側で、溶岩の上に生えている植物の量に差があるのを確認することができます。マウカ側に植物が多いのですが、逆に山の高さが7,000フィート(2,134m)を超えると、空気の中に含まれる水分の量が少なくなるため、植物の量がだんだん減ってくるのだそうです。
そんな様子を見比べながら、しばらく飛んでるとフアラライ山が間近に迫ってきました。
コナの街の東側にそびえるフアラライ山(2,521m)
いつも雲をすっぽりと被っていて、なかなか山頂は望めないのですが、今日はくっきり!早朝だからこその景色かもしれませんね。
コナの街を見守るかのように、ほのぼのと立っているこの山ですが、実はハワイ島で一番危険な火山といわれているのをご存知でしょうか?
斜面の急斜がきついため、ひとたび噴火するとフアラライのリゾートやコナの街が一気に呑まれてしまう可能性があるのだそうです。
フアラライ山は過去、約200年に1回の割合で噴火しています。
最後の噴火が1801年・・・。今は、200X年だからそろそろ??
・・・そんな事、考えたくありませんねぇ。
ヘリはフアラライ山を横切り、今度はマウナ・ロア(4,169m)へ向かいます。
マウナ・ロアは、体積が非常に大きく斜面がとてもなだらかな為、4,000m級の山なのにも関らず、全然高い山には見えません。上空から見ても山がなだらかなので、どこからどこまでがマウナ・ロアなのかも、よくわからないのです。
※ マウナ・ロアについての詳しい内容は、リポート「マウナ・ロア」を見て下さい。
4,000m級の山には見えません(笑) |
溶岩の流れた跡 |
噴火口が断層に沿って点在 |
登山客用のキャビン (山小屋) |
マウナ・ロアを後にして、お次はお待ちかねのキラウエア火山へ向かいます!
まずは、お馴染みのキラウエア・カルデラ。
※ キラウエア・カルデラについての詳しい内容は、リポート「キラウエア火口」を見て下さいね。
キラウエア・カルデラの直径は約4〜5km。そのカルデラの周囲をグルっと囲んでいるクレーター・リム・ドライブは、約11マイル(約 17km)。
数字を見ただけでは、その大きさはなかなか想像できませんが、上空からなら一目瞭然です。
巨大なカルデラの遥か向こうには、マウナ・ケアをも望むことができました。何とも爽快な景色!
上空から見ると、カルデラを中心に東側と南西側に向かって、大きなリフト(断層)が走っているのがよくわかります。うち、東に向かって伸びる断層(イースト・リフト・ゾーン)には、いくつもの噴火口が綺麗に並んでいます。現在噴火中の プウ・オオ火口 も その噴火口の一つなのです。

Google Map で見るとこんな感じになります。
そんな火口群(イースト・リフト・ゾーン)を辿りながらヘリは東へ・・・。
いよいよ、このツアー最大の見どころ「プウ・オオ火口」が目前に迫ってきました。
現在噴火中の火口、プウ・オオ。1983年1月以来、ずっと溶岩を流し続けています。
溶岩は海まで達しては冷えて固まり、新しい大地を作っています。この広大な島は、今も更に大きくなろうとしているのです。
※ プウ・オオ火口についての詳しい内容は、リポート「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード & ドロドロ溶岩」を見て下さい。
プウ・オオ ライブ映像(クレーターの縁にカメラが設置されています)
■ Hawaiian Volcano Observatory > Live Panorama of Pu'u 'O'o Vent
ケムリがモクモク |
この部分は何故か薄茶色 |
ちょっとだけ真っ赤な溶岩が見えています |
窓越しでもすごい迫力! |
ヘリはグルグルと火口の周りを旋回して、心行くまで私達を楽しませてくれました。
ここまで火口に近寄れるのはヘリだからこそです!もうもう、感動することしきりでした。一生の思い出になること間違いなしですね♪
さて、、
煙でモクモクの火山を後にして、お次は溶岩の中に取り残された「ジャックさんのお家」に向かいます。途中、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードのデッド・エンドを経由しながら・・・
右の写真は その途中で撮った一枚です。
空が何となく霞んでいるのがわかりますか?
これは Vog(ヴォグ)と呼ばれている現象です。
Volcano(火山)+ Fog(霧)で Vog。
つまりは火山の霧という意味の造語で、その成分は、70%が水蒸気(fog)、残りは一酸化炭素、二酸化炭素、硫黄等のガスなのだそうです。
そんなわけで、キラウエア火山の煙はハワイ島の空を霞ませる原因になっていたりもします。
ヘリは、チャーターならではのお楽しみ、ジャックさんの赤い屋根のお家に着陸しました。
ジャックさんのお家は、緑豊かな森の中にあります。でも、その森の周囲は全て溶岩に呑み込まれ、離れ小島のように他の大地と隔離されています。もちろんお店などあるわけではないですし、この離れ小島にいるのはジャックさん1人だけ。
ジャックさんは、カラパナ側のデッド・エンドからバイクで溶岩の上を走って、ここまで来るらしいです・・・スゴイですねぇ^^;
ジャックさんのお家 |
家の前の道路にヘリを路駐(笑) |
ジャックさんのお家は、とっても素敵でした。
広い素敵なラナイからは緑の森と黒い溶岩台地が、そして溶岩台地の向こうには真っ青な海が光っています。3色のグラデーション・・・いや、空を入れると4色ですね。
ラナイに立っていると、この場所に自分がいることがとても不思議に感じました。
とても開けたラナイ |
ラナイからの絶景! |
ジャックさんと共に、しばし皆で家の周辺を散策しました。
この辺りには道路がまだ残っています。そこを、てくてくと歩きました。
道路には標識があったり、昔の面影がちらほら残っています。
が、野ブタのフンが道路に散乱してたりで「やっぱりここはもう人間の住む所ではないんだなぁ」と実感。周囲には、野生のフルーツもたくさん実っています。ジャックさんが探して皆に分けてくれました。
古びた標識も・・・ |
道路からの絶景! |
パッションフルーツ |
グァバ |
ジャックさんのお家はB&Bもやっていて、1泊 100ドルで泊まる事もできるそうです。ただし、素泊まりオンリーなので、食料などは全て自分で持って行かなければなりません。更にカラパナ側のデッド・エンドから、ここまで歩いてくるには1時間半ほどかかるそうです。大荷物を持ち歩かねばならない旅行者では、実際に泊まるのは難しいですよね(笑)
さて、ヘリ・ツアーも後半です。ここで席替えしました。今度は左側の席になったので マウナ・ケアがよく見えます!
ヘリはもう一度、プウ・オオ火口を経由してから緑深い渓谷へ向かいました。
北に進むにつれ大地に緑が増え、マウナ・ケアが間近に・・・。
山頂の起伏がよくわかります。
フワフワの雲 |
マウナ・ケアが近づいてきました! |
マウナ・ケア |
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マウナ・ケアを通り過ぎたら今度はワイピオ渓谷と、そのお隣にあるワイマヌ渓谷を巡ります。
渓谷のあるハワイ島の北側は、キラウエア火山とは打って変わって本当に緑豊か。鮮やかな緑色の山肌は、乾ききった溶岩台地を目の当たりにしてきた私達に潤いを与えてくれました。
長い年月をかけて浸食された海岸線は非常に美しく、先程までいた場所と同じ島とは到底思えません。
渓谷の奥には、目を瞠る程の高さの滝が悠然と流れています。
ワイピオ渓谷を正面より望む |
渓谷の海岸線 |
ワイマヌ渓谷の大きな滝の一つ 「鍵穴(キー・ホール)」 の入口付近にある 「ロホメネ滝」 なんと 落差は 800メートル弱あります |
ヘリは、ワイマヌ渓谷の奥へと進みます |
そして、渓谷を飛び越えました! |
ワイマヌ渓谷を抜けると、そこはワイメアです。迫ってくるような緊張感がある渓谷とは全く反対で、牧草地帯はほのぼのとしていて安心感がありますね。牛達が米粒の大きさに見えました。
しばらくすると、西側の海岸線にはハプナの美しいビーチも見えてきて・・・。
いよいよヘリの旅も終了です。
そして、ワイコロア・ヘリ・ポートに到着。
何だか夢心地で、地上に立っていても頭の中がフワフワで足はフラフラ(笑)
色んな顔を持つハワイ島を空からも再確認できました。やっぱりハワイ島は面白いです!
気になっていたヘリの揺れも全く感じず、本当に素敵なフライトでした。
私達6人とも、toshiさんの詳しい解説と素敵な景色で、ますますハワイ島を愛しちゃう事になりました(笑)
ヘリポートにあるオフィスには、Tシャツ、帽子等々のお土産が売っています。そこでお買い物をした後、toshiさんや皆とお別れしました。
こんな素敵な旅になったのは、私達が楽しめるよう協力して下さったtoshiさんや、一緒に参加してくれた皆のお陰です!当に感謝です(^^*
※ ここで書いた内容は、ほとんどが toshiさんの解説によるものです。
(2004年9月)
| 〔2004年9月〕 |
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