ハワイ島旅行記 2002年9月 驚愕編

第2回 ハワイ島旅行記 <2002/9/14〜2002/9/22>

6. 「 恐るべし!ケアラケクア湾 」 の巻

キャプテンクック記念碑2002年9月17日(火)薄曇り
ジャジャーン!
「第1回 チキチキハワイ島体力企画!キャプテン・クック記念碑を歩いて制覇する」の日がやってきた。(たった今、命名)
ハワイを発見したイギリスの探検家 ジェームス・クック船長。
初めてハワイ島に上陸した時(1778年)には、地元の人達にと〜っても歓迎されたのに、 2回目に上陸した時(1779年)は なんと殺されてしまったという・・・。
そのクック船長に因んで建てられたモニュメントをキャプテン・クック記念碑という。(写真は2004年に撮ったもの)
そして、その記念碑の前に広がる海(ケアラケクア湾)が、これまたサイコーに美しい海で、 ハワイ島の中でも 1、2を争う ベスト・シュノーケル・ポイントなんだそうだ。

「これは行くしかないでしょう!」
ただ この記念碑、ちょっとやっかいな場所にある。
車の乗り入れができないため、自力で行くには「シー・カヤックで海から攻める」あるいは 「山道を歩いて下る」の2つの選択肢しかない。
ツアーを使うのなら「クルージング」や「乗馬で山道を下る」という選択肢も増えるのだが、 あまりお金はかけたくない私達は「山を歩いて下る」方法を選んだ。

ケアラケクア・カヤック・スノーケル・レンタル朝 ぐだぐだしてたわけではないのだが、出発するのがかなり遅くなってしまった。
時、既に11時!
急いでケアラケクア湾方面へと車を走らせ
途中、ケアラケクア・カヤック・スノーケル・レンタルというお店(写真左)へ寄りシュノーケル3点セットを借りた。

店のおばちゃんに「記念碑までトレイルを歩いて行くよ。」
と言うと、おばちゃんは非常にビックリして
「まあーーーっ!歩いて行くの!?すごーーく大変よ!水は持ってるの?一人(ペットボトル)3本くらいないとダメよ!」
と、すごい剣幕で心配されてしまった。
地元の人からそんなに心配されると、なんだかとっても不安になる。
果たして運動不足でヨワヨワな私は、記念碑に辿り着く事ができるのだろうか?
キャプテンクック記念碑トレイル マップ
レンタル屋を後にして数分。
”駐車場”っと言っても道路の路肩なのだが、車を停めて さあ出発だー!(地図の1の場所)
このトレイル、行きが下りで帰りが登り。
行きはそんなに苦労しないだろう。
と、安易に考えていたのが大間違いだった。

歩き始めてすぐの所で道が二股に分かれている。ここを左側に入っていくと、急に道が狭くなり草ボーボーになる。(地図の2の場所)
腰あたりまで伸びている雑草と、道の脇から飛び出している背の高い草(ススキみたいなヤツ)が道を塞いでいる。
しかも、草むらがこんなヒドイ状態だとは想定してなかった私達は半袖に短パン姿・・・うう〜っ(泣)

キャプテンクック記念碑トレイル
道に入ってすぐのところ
キャプテンクック記念碑トレイル
草ボーボー

ざざざっと草を掻き分け2人は黙々と歩く。
もう20分程歩いただろうか。深い草むらは、まだまだ続いているようだ。
私とたけちん以外、トレイルを歩いている人は誰もいない。
民家もない。周囲は草で囲まれて全く見えない。
静寂が私達を不安にさせた。
「この道、ホントに海にでるの〜っ??!」

歩き始めて30分。
草が覆い被さっている場所が徐々に減っていき、とうとう深〜い草むらから抜け出した!
やっと普通の山道になったようだ。
しかし、ここには やっかいなモノが至るところに落ちている。

馬フンである!
草むらにも多少はあったけど、肥料っぽくなってたので気になる程ではなかった。
しかし、ここは・・・
古いモノから新しいモノまでそこらじゅうに落ちている(涙)
で、何で馬糞が落ちているのかというと、先述した 記念碑に行く方法の1つ「乗馬のツアー」がこの道を通っているからなのだ。
私は、この馬フンがたくさん落ちているこの道を「馬フンロード」と命名した。

しばらく馬フンロードを歩いていると、辺りが突然開けた。(地図の3の場所)

キャプテンクック記念碑トレイル「海だーーーっ!!!」

記念碑を目指し、歩き始めてかれこれ40分。初めて海とご対面!

・・・・・したのはいいが気が遠くなった。
だいぶ歩いたはずなのに、海は遥か彼方向こうにあるじゃあないかっ。
「あんなとこまで行くの〜?!」

でもご安心なされ。この道の辿り着く先は、今見えているあの海ではない。ここでは隠れていて見えてないけど、結構近くに目的の海はある。

ただ、この辺から急に勾配がきつくなっている。
ふと 今歩いてきた道を振り返ると、けっこうな上り坂になっていた。
「こりゃ、帰り道が大変だぞ・・・」

急勾配のところを10分程下ると、道は次第に広くなり平坦になる。
ただ、この辺りまで来ると周りが林のようになっているため、先程まで見えていた海は全く見えなくなる。が、確実に海はもうすぐそこだ!
更に奥へ奥へと進んでいく私達。
海への期待が高鳴り心なしか速足になっていた。
そして・・・
薄暗い林を抜け、とうとう海に出た。

キャプテンクック記念碑トレイル
どよ〜〜ん・・・・・・

歩き始めて1時間ちょっと。
今、まさに目の前にケアラケクアの海が広がっている。(地図の4の場所)
が、天気がどんよ〜りしているせいか、景色が素晴らしいとは言い難い。
しかも上の写真を見る限りでは、寒々しいうえ哀愁までも感じてしまうのはナゼだ!?
それはさておき 海まで辿り着けた事に大満足な私達だった(笑)
さっそく記念碑の前で泳ぐぞーーーっ!!

・・・・・あれ?
ていうか記念碑がないじゃんよ?
トレイルを歩いて下れば、すぐそこにあると思われていた記念碑が見当たらない。
5〜6分ウロウロと探してみたが、それらしき物はないようだ。
「記念碑はどこ???(T-T)」
実は、上の地図 は帰国した後にいろいろと調べてから描いたもので、この時は記念碑とトレイルの位置関係がはっきりしていなかった。
結局、私達は途中で道を間違えてしまい記念碑に辿り着けなかったワケだが・・・。

キャプテンクック記念碑トレイル
記念碑は何処に・・・

「ま、いいか〜」
時間が勿体無いので 目の前の海で泳ぐ事にした。
なんせ、到着したのが2時過ぎだ。帰路の事を考えると1時間半くらいしか泳ぐ時間がない。
それに、記念碑がなくとも ここはケアラケクア湾の一部なのさ〜♪
一緒一緒!!

キャプテンクック記念碑トレイルちゃぷっ!
まず、たけちんが入水。
続いて私も。
ドキドキ・・・・・海で泳ぐなんて10年ぶりくらいか。
一気に腰まで浸かった。
「つめた〜〜〜っっ!!!」
曇っているので水が冷たいし寒い。
ぶるぶる震えながらシュノーケルのマスクを付けて一気に潜ってみた。
初めてのシュノーケル!
一体、海の中はどんな世界に見えるのだろう?

とても澄んでいる海水!冷たい!!

どどーーーーん。
キャプテンクック記念碑トレイル
「うわぁ♪こりゃ驚きっ!」
まるで水族館みたい!こんなに綺麗に見えるなんて。
海水の透明度もすごい。まるで清流のように澄んでいる。
私達はゆらゆらと海中を彷徨いながら魚と戯れた。
夢のような世界だ。
シュノーケル・ポイントじゃないこの場所で、この美しさ!
記念碑の前がベスト・シュノーケル・ポイントとすれば、そこは一体どれ程美しいのか?
恐るべし。ケアラケクア湾!!

水中でひたすら魚を追い掛け回してたら、たけちんが
「もう、帰るぞ!」
・・・って。もうちょっと泳ぎたいのに。
時計を見ると、もう4時である。
あ〜あ、あんな苦労してここまでやって来たというのに、もう帰らないとならないなんて・・・
もっと早く来ればよかった。めちゃめちゃ後悔。

・・・そして帰り道。
ひたすら山登りだ。しかも泳いだ後の山登りは死んじゃいそうなくらいキツイ。
もう、大変で大変で大変で大変で・・・・!!!
しかも頭痛くなってくるわ気持ち悪くなってくるわで
ちょっと進んでは休み、進んでは休みの繰り返し(涙)
もう、それはそれは大変だったとしか記憶がない。

やっとのことで車まで戻ってきた時には、もう陽が沈みかけていた。
帰り道の所要時間は1時間半!
宿に戻った時は、私もたけちんも半分死んでた(笑)

だが、こんな状態になろうとも
「また行きたい!」
と思えてしまうのがケアラケクア湾。
ツアーなら簡単に行けてしまうけど、歩いて行った時の感動は味わえない。
次回、再び挑戦しよう。
そして、今度こそ記念碑に到達するぞ!

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「 キャプテン・クック記念碑、制覇できず・・・! 」

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