ハワイ島旅行記 2002年9月 驚愕編

第2回 ハワイ島旅行記 <2002/9/14〜2002/9/22>

7. 「 どろどろ溶岩サイコー!!! 」 の巻

2002年9月18日(水) 晴れのち曇りのち雨
朝から快晴。予てから計画していた「アツアツどろどろ溶岩体験ツアー」決行じゃーいっ!
溶岩が見たくて見たくて、もう何日も前からドキドキだった。
なんせ、アツアツどろどろ溶岩を見るなんて体験はなかなかできない。
ハワイ島、そしてキラウエアの火口に来るだけで熱い溶岩を簡単に見れるなんて思ったら大間違い。
溶岩を見るには、キラウエア火口から海に向かって伸びるチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを下り、 そのデッドエンドに車を停め、更にそこから1〜2時間程歩かねばならないという。
2001年の旅行ではデッドエンドまでは行ったものの、その先に行くのは断念した。
しかし、2002年に入ってから溶岩の流れが変わり、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの端を溶岩が呑みこんだのだ。そのため、新しくなったデッドエンドから歩いてほんの少しの場所でアツ〜イ溶岩が見れるようになったんだとか。
これはチャーンス!

現在いるのはコナ。向かうはキラウエア。
コナ〜キラウエア間は南回りで約150km。
ドロドロ溶岩は、更にそこから 30km程走った所にある。けっこう大変なのだ。
まずは、2時間半のロングドライブだ。前半は淡々とした景色なので眠気に要注意!

コナを経ち、ひたすら南下。
きのう泳いだケアラケクア湾を通り過ぎ、ハワイ島最南端の町、ナアレフの町を抜け ドライブは順調。
っと思いきや、急に雲行きが怪しくなってきた。
そして数分後・・・・・・・雨!
「いやーーん」(涙)
キラウエアの方角をみると、どんよりどよどよ雲でいっぱいだ。
どうも今回の旅行は天候に翻弄されている。頼むよ、オテントウ様!

雨が降ったり止んだりの中、ハワイ火山国立公園内のキラウエア・ビジターセンターへ到着。
ここへ来ると、「ボルケーノへ来た!」って実感が湧く。
そして、この近辺では唯一のホテル「ボルケーノ・ハウス」で昼食をとり再び出発。
キラウエア・カルデラをぐるっと囲むようにして走る道「クレーター・リム・ドライブ」から チェーン・オブ・クレーターズ・ロードへと入り、キラウエア火口から一気に海まで駆け下りた。

しばらく海沿いを走っていると、道が渋滞してきた。もう終点だ。
デッドエンドが近くなると、道の脇にずらーーっと車が停めてあるので すぐわかる。
車と車の空いている隙間に 縦列駐車・・・っと。
「今日は混んでるなぁ〜」
この盛況ぶりは何なんだ。
前回は5〜6台しか駐車してなかったような気がするぞ(^^;)
聞いた話では、今年(2002年)の溶岩の素晴らしい流れっぷりは、ハワイ島の住人ですら見たことないのだそうだ。
なので観光客以外にも地元の人で大賑わいだったのかもしれない。

車から降り立つとすごい強風。
キラウエア火山を見上げてみると山肌からうっすらと煙が立ち昇っている。かすかに硫黄の臭いもする。
そこから手前の方へとふっと視線を下げると 20〜30人の人だかりが目に付いた。
「あそこに目指すべき溶岩があるに違いない!」

と、その前に。
これが新しくなったデッドエンド。2001年のものと比べると、まるっきり違う。去年のものは溶岩に呑まれて無くなっちゃったワケで・・・。
なんだか淋しいなー。


2002年9月
近づくとまだ熱い!!

2001年9月
何だかのっぺりしてたんだな〜

前述した人だかりを目指し、デッドエンドの左手から山の方へと入って行く。
道という道はないので、地面に置いてある黄色い印を辿って歩いて行く。黄色い印が安全な証拠なのだ。(写真右)

そして、3〜4分ほど歩いた所に、固まったばかりの真新しい溶岩が広がっていた。(写真下)

なんとも不思議な色だ。シルバーというか青光っているというか、こんな色の岩は初めて見た。

真新しい溶岩の上に乗ってみると、これまた不思議な感覚だ!
シャリシャリと固い細かい粒が擦れるような音がする。
ガラスを細かく砕いて、その上に乗ったような気分かな??
心地良いような悪いような・・・。

真新しい溶岩の上をほんのちょっと歩いた所で、辺りが急に熱くなった。
風向きによっては熱風が吹いてくる。
人だかりは もう目の前。いよいよ溶岩のお出ましだ。

「おおーーっ!!」

想像してた程 どろどろしてなかったけど、コレはまさしくアツアツどろどろ溶岩!
固まりかけたその体は、シルバーに光っている。
近寄るとものすごく熱い。強烈な熱風だ。
熱さで空気が揺らぎ、灰がぱちぱちと音を立てながら踊っている。
この溶岩、表面は半分固まってはいるものの、途中でひび割れ中から灼熱の溶岩がどろーりと押し出てくる。
その繰り返しでここまで流れてきたんだろうか。
がんばれ!と応援したくなる。
「大地は生きている」
それが肌で感じ取れた。


表面は固まってるが、中では・・・

数分後、どろ〜っと真っ赤な溶岩がでてきた!

「さ〜て、そろそろ行こうか・・・。」
灼熱の溶岩から離れると、すっと涼しい風が顔を横切った。
見上げると、さっきまであった黒い雲が途切れ 青空が広がっている。
なんだかとても心地いい。
充実した時間を過ごせたなあ。

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「 さらば、溶岩!また逢う日まで! 」

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