オーシャンエントリーへ / デッド・エンド・ハイク(2006年9月) チェーン・オブ・クレーターズ・ロード - トレイル

デッド・エンド・ハイク

チェーン・オブ・クレーターズ・ロード 地図

チェーン・オブ・クレーターズ・ロード 地図

目次

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トレイル

オーシャンエントリーへ(2006年9月)

往復:4時間程度(7マイル/11.5km)

必需品:一人1本の懐中電灯(+ 予備の電池)・たっぷりの水・帽子・雨具・上着・長ズボン

あると便利:双眼鏡・軍手(転んでもケガしないように)

おすすめ度:

おつかれ度:

オーシャンエントリー(溶岩が海へと流れ込む場所)の発生場所は都度異なりますが、最近はカラパナ側に流れることが多いです。この記事は国立公園側からアクセスした場合の内容となっていますので、参考程度に留めて下さい。

オーシャンエントリーの一番近い場所まで行ってみることにしました。どんな絶景が待っているのでしょうか…!?(下の地図はイメージ図です)

デッドエンド・ハイク(2006年9月) 地図

注意事項

  1. オーシャンエントリーまでの道のりは、道なき道を進む危険なルート。歩く場合は自己責任で!
  2. 日陰は一切ありません。日差しの照り返しもあり、暑さは厳しいです。熱中症にならないよう、たっぷりと水のご用意を。
  3. 溶岩の上で転ぶと怪我をします。暑くても長ズボンを穿いていきましょう。
  4. 歩き始めるのは午後の3時過ぎがオススメ。夕方になれば暑さが和らぎます。オーシャンエントリーは辺りが薄暗くなり始めた時が一番美しく、この時間に出発すると丁度夕暮れ時に辿り着けます。ただし帰り道が真っ暗になるため、懐中電灯は1人1本は絶対に必要。

出発する前に状況チェック

まずは、レンジャーステーションに掲載されている当日の状況をチェックします。

当日の状況

当日の状況

この日は、オーシャンエントリーのビューイングエリアまで 1.5マイル(2.4km)程。往復約1時間。赤く光るオーシャンエントリーも無事見られそうです。空気の質も良し!

ということで出発です。

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出発

レンジャーステーションから約15分。デッドエンドに着いたら、溶岩大地の上に点々と続く黄色い印を辿りながらの楽しい溶岩ハイク。黄色い印は安全な場所という印です。

デッドエンド

デッドエンド

黄色い印

黄色い印

少し歩くと分岐点に差し掛かります。

分岐点

分岐点

少し歩くと分岐点に差し掛かります。

オーシャンエントリーに行くには、右に曲がらずに直進。初めて通るルートです。「NO PARKING」の標識が溶岩に埋もれている写真を WEBサイトで時々見かけましたが、このルート沿いに発見!

「NO PARKING」の標識

「NO PARKING」の標識

しばらく歩いて行くと黄色い印がぷっつりと切れて、エンド・オブ・トレイルの案内板が現れました。本来ならここで終了。でも、今回はここからが本番です!この先は自己責任で。

End of Trail

End of Trail

エンド・オブ・トレイルの先

目的地は、オーシャンエントリーのあるデルタ地帯(地図上のピンク色の部分)を囲うロープ。白いポールを1本1本巡りながら進みます。ポールは全部で6本。

ポールとポールの間は、かなり離れているため見失う場合も多々あります。こんな時のために双眼鏡があると便利。ただ、もし見失っても、それ程心配しなくても大丈夫。オーシャンエントリーに向かって歩いていればそのうちに見つかるでしょう。

さて、最初のポール No.1 を目指します。トレイルエンドから No.1 のポールまでは約10分ほどかかりました。

No.1 のポール

No.1 のポール

どこまでも続く溶岩大地

どこまでも続く溶岩大地

序盤で余裕があるせいか、色んな溶岩を眺めながら歩くことができました。パホエホエ溶岩のウネウネとした模様や、溶岩の亀裂に驚いたりして、歩くこと自体が楽しいです。

綺麗な模様のパホエホエ溶岩

綺麗な模様のパホエホエ溶岩

そうこうしている間に No.2 のポールに到着。No.1 から No.2 の間も、約10分程度でした。

No.2 のポール

No.2 のポール

ポール No.2 から No.3 の区間は約15分。No.3 のポールまで来ると、オーシャンエントリーにかなり近づいてきたような気がします。しかも、ここから見るオーシャンエントリーの水蒸気は、素晴らしいものでした!カラパナ側の水蒸気の見え方もいい塩梅です。しかし、ここで甘んじないで最後までがんばらなければ。

No.3 のポール

No.3 のポール

絶妙な景色

絶妙な景色

やっと中間地点。興味半分でやってきた人達も、さすがに引き返してしまうため、周囲に歩いている人もかなり減ってきます。人っ子一人いないと不安になりますが、しばらく休憩していれば後続隊がやってきます。残りの道のりも焦らず気長に行きました。

No.4 のポール

No.4 のポール

No.5 のポール

No.5 のポール

この辺りの溶岩は、歩くとシャリシャリと細かく割れたガラスを踏んでいるような音がします。2002年の9月にドロドロの溶岩を見に行った時に聞いたあの音です!これは溶岩が新しい証拠。よし、もうちょっとだ!

そして、最後のポール No.6 を目指します。これまで、歩きづらい場所をそこそこ歩いてきましたが、それ程疲れは感じませんでした。期待感で興奮しているからでしょうか。ワクワクしながら次のポールへと進みました。

No.5 から No.6 の区間は10分弱で到着。すごい達成感!No.6 のポールのすぐ傍に、デルタ(ラバベンチ)地帯を囲むロープが張ってありました。ロープの先は崩れる危険性があるので、絶対に入ってはいけません。

このロープは越えちゃダメ

このロープは越えちゃダメ

越えると、この注意書きのようになるかも

越えると、この注意書きのようになるかも

歩き続けて約2時間。写真を撮りながらなので、かなりの時間のロスはあったとはいえ、がんばった…!

そして、一番溶岩が見えそうな場所である海側の崖っぷちへ。ここにはすでに先客が数名いました。オーシャンエントリーを覗いてみると、こんな素晴らしい光景が広がっていました。

ドロドロ溶岩!

ドロドロ溶岩!

この場所からは、明るいうちから赤い溶岩が肉眼で確認できました。でも、やっぱり夕暮れが良いですね。噂どおり、辺りが暗くなるにつれて溶岩の赤い色がはっきりと浮かび上がり、とても幻想的な姿を見せてくれます。

薄暗い時間帯が一番幻想的

薄暗い時間帯が一番幻想的

出発前に確認した「本日の状況」では、「ヒルサイド(山肌)の溶岩」は見えないとありましたが、山肌に赤い点(溶岩)を見ることもできました。

山肌にも赤い溶岩

山肌にも赤い溶岩

本当に素晴らしい光景!疲れなど吹っ飛びます。この後、また2時間歩いて帰らなければならないことも、もはやどうでもいい感じ。

かなり暗くなってきたので、後ろ髪引かれながらも帰り始めた私達でしたが、オーシャンエントリーの様子が気になって気になって…。結局、一度引き返すことに。

引き返している時に撮った写真

引き返している時に撮った写真

水蒸気のモクモクのすぐ脇に人が立っているのがわかりますか?私達が先程までいたのがこの場所です。ここまでまた戻りました(笑)

真っ暗になってからも、溶岩はとても美しくて、ただただ見とれるばかり。ずっと居たい…!

こうなったら、帰りの暗闇のことなど気にせず、心行くまで溶岩と水蒸気を見ちゃいましょう。だって、薄暗くなるまでこの場所にいたら、どちらにしても帰り道に真っ暗になってしまうのは間違いないのですから。

幻想的な赤色

幻想的な赤色

大変だろうけど三脚を持ってくればよかったな…。ブレブレです。これだけが悔やまれる。

ブレブレ

ブレブレ

暗闇の帰り道

しばらく溶岩を堪能してからの、帰り道。あの白いポールを暗闇の中で探すことができるのか心配でしたが、拍子抜けしました。ポールの先端にはライトがついていて、それがピカピカと光っているので、位置は昼間よりも分かりやすいくらいです。

それに、オーシャンエントリーを目指して歩いている人達の明かりがあったことも、安心感に繋がりました。(時間帯が遅すぎると、後続の人達はいなくなってしまうので注意。)

ただ、それらの光がなければ夜の溶岩大地は漆黒の世界。月が出ていなかったせいか、目が下半分見えなくなってしまったのではないかと錯覚するほどの暗闇です。かつて、屋外でこれほどの暗闇を経験したことはありません。1人1本の懐中電灯がなければ歩けないレベルです。

凄い星空

休憩の際は、ライトの明かりを消して空を見上げてみて下さい。晴れていて月が邪魔していなければ、満天の星空が広がっています。それと対照的に溶岩大地は真っ黒。プラネタリウムにいるような不思議な光景でした。この時に見た天の川は本当に美しくて…。マウナケアの星空にも匹敵するのではないでしょうか!?

注意点

真っ暗闇の溶岩大地を歩く時の注意点は、やはり足元の確認です。先頭を行く人は、特に注意が必要。先頭は歩くルートを考えるため、遠方の様子も確認しなければならず、ついつい足元がおろそかになりがち。実際、ダンナは溶岩に足をとられて転んで怪我をしてしまいました。捻挫気味です。

幸い大したことはなかったから良かったのですが、転んだ時に尖った溶岩でザックリと切ってしまったとしたら…と想像すると恐ろしいです。時間のことは気にせず、ゆっくりのんびり焦らずに進むことを心がけて下さい。できれば転んでも最小限のケガで済むよう、パンツは長ズボン、手には軍手をしておくと安心です。

また、天候によってはオーシャンエントリーに行くこと自体を諦めることも必要です。幸いこの時は天気が非常に良かったのですが、雨風があったら、どういう状況になっていたか分かりません。溶岩も滑って歩きにくいでしょうし、人もかなり減るでしょう。更に不安要素が増えてしまいます。

そして最後に、もう一つ注意点。

夜ご飯はあらかじめ用意しておいて下さいね。ボルケーノ・ビレッジ付近のレストランは、遅くまで開いていません。戻った頃には閉まっていることも。宿がヒロの場合は24時間営業のケンズがあるから問題ナシですが、そうじゃない方はご飯を求めて彷徨うことになるかも…。

実際に私達のこの日の夕食は、とても寂しいものとなってしまいました。昼ごはんの残りのパン一つとジュース1本。これをダンナとシェア。たったこれだけだったんですよ(笑)

2006年9月

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