プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園 PU'UHONUA O HONAUNAU NATIONAL HISTORICAL PARK【2-1】見どころ

Pu'uhonua O Honaunau National Historical Park

プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園 地図

プウホヌア オ ホナウナウ国立歴史公園 地図

目次

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見どころ

2つのエリア ロイヤルグラウンドとプウホヌア

石垣によって隔てられた地

この地はもともと、グレートウォール(石垣の壁)によって 2つのエリアに分かれていました。一方は王族たちが暮らしたエリア。そして逃れの地、プウホヌアです。

園内の展示物には番号が振られています。公園で配られているマップで番号を照らし合わせ、内容を確認しながら敷地内を巡ってみましょう。マップは下記サイトから見ることもできます。

なお、ここは今でも神聖な場所。敬意を表すのを忘れずに。

参考サイト

2018年1月更新

ロイヤル・グラウンド Royal Grounds

番号は展示物の番号に対応しています。

1. ロイヤル・グラウンド Royal Grounds

ロイヤルグラウンド

ロイヤルグラウンド

かつてのアリイ(王族)の土地。とても神聖な場所。穏やかな空気が流れています。

白砂が敷き詰められたロイヤルグラウンドにはヤシの木が幾本も伸び、風に揺れるヤシの葉の向こうには、穏やかな入り江が見えます。

ここでは、昔のハワイの人達の暮らしぶりを感じられるでしょう。以下に紹介するものは、ロイヤルグラウンド内の展示物となります。


2. テンプル・モデル Temple Model

テンプル・モデル

テンプル・モデル

プウホヌアで最も神聖とされるハレ・オ・ケアヴェ(神殿)を小縮尺で再建したもの。柱はオヒア、屋根はティーリーフが使われています。


3. コナネ(レプリカ) Konane

コナネ(レプリカ)

コナネ(レプリカ)

コナネ

切り株で作られた椅子が良い味だしている

チェスのように相手の駒を取り合うハワイアンの伝統的ゲーム。


4. カノア Kanoa

カノア

カノア

岩に彫られたボウル。樹皮や漁網のなめし、儀式用の飲み物を作る際に利用されていた(かもしれない)と言われています。


5. ツリー・モールド Tree Mold

ツリーモールド

ツリーモールド

溶岩流が木を飲み込みながら冷えて固まると、樹幹型の空洞が形成されます。いわゆる溶岩樹型(ようがんじゅけい)を観察できるのですが、この写真では分かりづらいですね。スミマセン。


6. ケオネエレ Keone'ele

ケオネエレ

ケオネエレ

ケオネエレと呼ばれるこの入り江はカプにより保護され、王族だけがカヌーで上陸する事を許されました。入り江には、ウミガメが波に揺られていることも。


7. グレート・ウォール The Great Wall

グレートウォール

グレートウォール

逃れの地「プウホヌア」と王族たちの地「ロイヤルグラウンド」の境界線となるグレートウォール。400年以上前に建設されました。現在のものは当時のものを補修したもの。高さ3m、幅5m、長さは218m あるそうです。


15. ロイヤル・フィッシュポンド Royal Fish Ponds

ロイヤルフィッシュポンド

ロイヤルフィッシュポンド

海水と湧水(淡水)が混じったアンキアリンポンド。王族のための魚の養殖池です。

カプにより魚の漁獲には制限があったため、魚を確保するための養殖池が必要でした。


16. ハラウ Halau

大小2つのハラウ(作業場)が並んでいます。建物は、オヒアの木とピリと呼ばれる草で作られていたと言われています。

ハラウ

大きいハラウ

カヌー置き場

カヌー置き場

ハラウは、フキラウと呼ばれる漁法で使う漁具を作るなど、作業場として利用されました。ハラウ(大)は、現在はカヌーを保管するカヌーハウスして機能しています。

ハラウ(小)

小さなハラウ

小さなハラウでは、作業のデモンストレーションを見学することができます。

2001年9月, 2003年9月, 2017年7月

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プウホヌア Pu'uhonua

番号は展示物の番号に対応しています。

9. プウホヌア Pu'uhonua

昔のハワイアンたちは身分や性別、職業により、様々なことをカプ(掟)によって制限されていました。

例えば、前述のロイヤルグラウンドに平民が足を踏み入れることは厳禁。禁を破ったら死罪。死罪から唯一逃れられる方法が、プウホヌアへ逃げ込むことでした。

プウホヌア

プウホヌア

ここ、ホナウナウのプウホヌアはロイヤルグラウンドの海側、グレートウォールを越えた先にあります。平民はロイヤルグラウンドに入るわけにはいきませんから、ここへ駆け込むには、北側の海を渡らなければなりませんでした。海にはサメも出たとか。やはり命懸けですね。

そんなプウホヌアのエリア内に佇む展示物を以下に紹介していきます。


8. ハレ・オ・ケアヴェ Hale o Keawe

ヘイアウ(神殿)であるハレ・オ・ケアヴェ。この公園一番のキモであり見どころであります。ハレ・オ・ケアヴェはヘイアウの中で最も神聖であり、王族たちの霊廟(れいびょう/お墓)でした。

ハレオケアヴェ

ハレ・オ・ケアヴェ

ここには、王族23人の遺骨が納められており、その中にはカメハメハ1世の曾祖父ケアヴェ、叔父カラニオプウも含まれていたと言われています。王族たちの遺骨は、祭壇に大きなマナ(神秘的な力)を与えているのだとか。

レレと呼ばれる塔

「レレ」と呼ばれる塔(写真右側)

神殿のすぐ横には、「レレ」と呼ばれる塔があり、ホオクプ(供物)を捧げる場所として利用されていました。

神を象徴とした木彫りの像 Ki'i(キイ)が印象的。厳めしい顔でこちらを威圧するかのようです。Ki'i(キイ)の別名は Tiki(ティキ)。こちらの呼び方の方が一般的ですね。

キイ(ティキ像)

コワイ顔のティキ

しょんぼり顔のティキ像

しょんぼり顔のティキ

下の2体は有名。

困り顔のティキ像

2体のティキ像

おどろおどろしい顔の2体のティキ像ですが、観光客の皆が皆、この2つの神像の間に顔を出して記念撮影をする様子は、見ているとなかなか面白かったりします。


10. ケオウア・ストーン Keoua Stone

ケオウアストーン

どこにあるんだ?ケオウア ストーン

大きいのですぐ目に付くはずの石ですが、辺りをキョロキョロしても見当たりませんでした。(どこにあったんだろう??)

仕方ないので昔の写真を。(当時は番号が「11」でしたが、現在は「10」です。)

ケオウアストーン

ケオウア ストーン(2003年9月)

コナの酋長ケオウアのお気に入りの休憩場所。腰掛けるのに丁度良さそうな石ですね。周囲に空いている穴は、ココナッツの葉の天蓋を立てるためのものだったとも言われています。


11. アレアレア Ale'ale'a

アレアレア(ヘイアウ)

アレアレア(ヘイアウ)

現在は石垣が積まれているだけですが、ハレ・オ・ケアヴェが建造される前は、長期間に渡り最も重要なヘイアウだったとも言われています。


12. カアフマヌ・ストーン Ka'ahumanu Stone

カアフマヌストーン

カアフマヌ・ストーン

言い伝えによれば、カメハメハ1世の妻、王妃カアフマヌがカメハメハとケンカした後、泳いでプウホヌアに渡り、この石の下に隠れたのだそう。

しかし、彼女の犬が吠えたため居場所がバレてしまい、結果、カメハメハとは和解できたとかなんとか。

平民がちょっとしたことで死刑になってしまう厳しい現実に比べ、この話のほのぼの感ときたら…!


13. パパム Papamu

パパム

パパム

ロイヤルグラウンドで紹介したコナネ(ハワイ版チェス)用のゲームボードのことをパパムと呼びます。平らな溶岩に小さい窪みを刻んで作られました。


14. オールド・ヘイアウ・サイト Old Heiau Site

オールド・ヘイアウ・サイト

オールド・ヘイアウ・サイト

その昔、ここには公園内で最も古いヘイアウがあったそうです。が、海からの波に浸食され、現在は殆ど何も残っていません。


以上で、公園内の展示物の解説はおしまいですが、この公園の見どころはまだまだあります。時間があれば次のページで紹介するトレイルも是非歩いてみて下さい。

2001年9月, 2003年9月, 2017年7月
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