ビッグ・アイランド・スペクタキュラー(2004年9月) ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズ

ビッグ・アイランド・スペクタキュラー(2004年9月)

ヘリコプターツアーのルート

ヘリコプターツアーのルート

目次

スポンサードリンク

オプショナルツアー

ビッグ・アイランド・スペクタキュラー(2004年9月)Big Island Spectacular (SEP 2004)

早朝 7:00 ワイコロア発 / 所要時間2時間

ガイド兼パイロット:Toshiさん

bluehawaiian.aloha-breeze.com

Google Maps

「見せて貰おうか。ハワイ島のワイルドさとやらを!」

ハワイ島の火山に、溶岩に、渓谷にゾクゾクさせられるのがツアーの醍醐味。毎回乗りたくなっちゃうよ!!しかし、夫婦二人で10万円越え。実践はムリですな。ってことで、記念日などに利用するのが良いですね。

コース

ハワイ島の大地

コースは、ビッグ・アイランド・スペクタキュラー。ハワイ仲間のとらねこさん&二眼レフさんご夫婦、ナウヤングさん&ありちゃんご夫婦の6人が揃ったのでチャーターが実現しました。

チャーターの場合、ヘリの経路の変更が可能。皆で相談した結果、カラパナの溶岩大地の中にぽっつりと取り残された「ジャックさんのお家」に、周辺の散策を兼ねて着陸することにしました。別途 $150必要。

※ ジャックさんのお家は現在はありません。

座席

通常、体重によって指定されますが、私達3夫婦の場合は体重差がほとんどなかったのでアミダくじで座席を決定しました。

ECO-STAR の座席
パイロット A B
C D E F

また、ジャックさんの家への着陸を境に、前半後半に分けて座席交代することに。(通常のツアーでは座席の変更は不可。)

我が家は、前半(ワイコロア→ジャックさんの家)は E・F の後列右側、後半(ジャックさんの家→ワイコロア)は C・D の後列左側の席に決定。

スポンサードリンク

ツアー、開始

ワイコロアヘリポートを出発

ブルーの機体

ブルーの機体

ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズのヘリポートは、19号線を挟んでワイコロアビーチリゾートの向かいに位置しています。参加者はフライトの45分前にはここに集合しなければなりません。(早朝7時のツアーはツライよ!)

安全にツアーが楽しめるよう、オフィスで数分のビデオを見ました。英語のみの解説ですが、映像を見ていればおおよそ内容は分かるでしょう。解説終了後、いよいよヘリに乗り込みます。

薄黄色い草原

ヘリはフワッと空に飛び立ち、ぐんぐん上昇。キラウエア火山方面へ向かいます。上空からでも先が見えない程の広い溶岩大地と、薄黄色い草原の中を突き進んでいきました。

ここでは、190号線を境にマカイ(海)側と マウカ(山)側で、溶岩の上に生えている植物の量に差があるのを確認することができます。マウカ側に植物が多いのですが、逆に山の高さが 7,000フィート(2,134m)を超えると、空気の中に含まれる水分の量が少なくなるため、植物の量がだんだん減ってくるのだそう。

フアラライ山

フアラライ山

しばらく飛んでるとフアラライ山が間近に迫ってきました。

コナの街の東側にそびえるフアラライ山(2,521m)。いつも雲をすっぽりと被っていて、なかなか山頂は望めないのですが、今日はくっきり!早朝だからこその景色かもしれません。

コナの街を見守るかのように構えているこの山ですが、実はハワイ島で一番危険な火山と言われていたりします。斜面の急斜がきついため、ひとたび噴火するとフアラライのリゾートやコナの街が一気に呑まれてしまう可能性があるとかないとか。

フアラライ山は過去、約200年に1回の割合で噴火しています。最後の噴火が1801年。今は 2004年なので、今後いつ噴火してもおかしくないということに…。

マウナ・ロア

一行はフアラライ山を横切り、マウナ・ロア方面(4,169m)へ。マウナ・ロアは、図体がやたら大きく斜面がとてもなだらかなため、4,000m級の山なのにも関らず、全然高い山には見えません。上空からはそれが一層顕著。一体どこからどこまでが山なのか。

マウナ・ロア

マウナ・ロア

噴火口が断層に沿って点在している

噴火口が断層に沿って点在している

溶岩の流れた跡
レッド・ヒル・キャビン(プウ・ウラウラ・キャビン)

レッド・ヒル・キャビン(プウ・ウラウラ・キャビン)。マウナ・ロア・トレイルの途中、山頂まで1/3くらいの位置にある。

マウナ・ロアは、溶岩が凄いの一言に尽きます。溶岩が作り出した造形が面白い。噴火口や噴石丘がポコポコと並んでいる様子は、まるで異世界に来てしまったかのようです。

キラウエア火山

キラウエア火山

次はお待ちかねのキラウエア火山へ。

キラウエア・カルデラの直径は約4~5km。そのカルデラの周囲をグルっと囲んでいるクレーター・リム・ドライブは、約11マイル(約 17km)。数字だけでは大きさは想像できませんが、上空からなら一目瞭然。

巨大なカルデラの遥か向こうには、マウナ・ケアをも望むことができます。何て爽快な景色なんでしょう!

キラウエア火山には、カルデラを中心に東側と南西側に向かって、大きなリフト(断層)が大地に走っています。うち、イースト・リフト・ゾーン(東に向かって伸びる断層)には、いくつもの噴火口が綺麗に並んでおり、空からはその様子がよく分かります。

これらの火口群を辿りながらヘリは東へ。いよいよ、このツアー最大の見どころ「プウ・オオ火口」が目前に迫ってきました。

プウ・オオ火口

現在噴火中の火口、プウ・オオ。1983年1月以来、ずっと溶岩を流し続けています。溶岩は海まで達して冷えて固まっては新しい大地を作り、ハワイ島は今もなお大きくなろうとしています。

噴煙がモクモク

噴煙がモクモク

この部分は何故か薄茶色

この部分は何故か薄茶色

真っ赤な溶岩が見えた!

真っ赤な溶岩が見えた!

窓越しでもすごい迫力

窓越しでもすごい迫力

ヘリはグルグルと火口の周りを何度も旋回してくれました。私達の興奮はMAX!やはり、プウ・オオは凄い。

次は、溶岩の中に取り残された「ジャックさんのお家」に向かいます。途中、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードのデッド・エンドを経由しながら。

VOG(ヴォグ)

キラウエア火山のVOG

の写真は その途中で撮った一枚です。空が何となく霞んでいるのがわかりますか?

これは VOG(ヴォグ)と呼ばれている現象。 Volcano(火山)+ Fog(霧)で VOG。「火山の霧」という意味の造語です。その成分は 70%が水蒸気(fog)、残りは一酸化炭素、二酸化炭素、硫黄等のガスからできています。

このVOGはハワイ島内どころか、遠く離れたカウアイ島の空までもを霞ませることがあるそうですよ。

ジャックさんのお家

ジャックさんのお家(2010年9月)

ジャックさんのお家(2010年撮影のものですが参考までに)

ヘリはチャーターならではのお楽しみ、ジャックさんのお家までやってきました。このお家は、緑豊かなカラパナの森の中、ロイヤルガーデンと呼ばれる場所にあります。

しかし、その森の周囲は全て溶岩に呑み込まれ、離れ小島のように他の大地と隔離されていました。この離れ小島にいるのはジャックさん1人だけ。夜、怖くないのだろうか…?

ジャックさんは、カラパナ側のデッド・エンドからバイクで溶岩の上を走って、ここまで来るのだそう。道なんてないのに。なかなか豪快なお方です。

ジャックさんのお家(2004年9月)

目印は赤い屋根

家の前の道路にヘリを路駐

家の前の道路にヘリを路駐

ヘリは家の前に路駐させました。ここにヘリポートなどあるわけもなし。こんな光景はもう見られないだろうなぁ。普通の街中じゃできないですもんね。

ジャックさんのお家は、とっても素敵でした。広くて開放感のあるラナイからは緑の森と黒い溶岩大地が、そして溶岩大地の向こうには真っ青な海が光っています。3色のグラデーション!いや、空を入れると4色ですね。ラナイに立っていると、この場所に自分がいることがとても不思議に感じました。

開けたラナイ

開けたラナイ

ラナイからの絶景!

ラナイからの絶景。周囲は溶岩に埋め尽くされている。この家が残っているのは奇跡的。

お家の周辺を散策

家の周辺には道路がまだ残っています。そこをジャックさんと共に散策しました。道路には標識があったり、昔の面影がちらほら残っています。

が、野ブタのフンが道路に散乱していたりで「ここはもう人間の住む所ではないんだな。」と実感。

古びた道路標識

古びた道路標識

道路からの景色

道路からの景色

周囲には、野生のフルーツもたくさん実っています。ジャックさんが探して皆に分けてくれました。

パッションフルーツ

パッションフルーツ

グァバ

グァバ

驚くことに、ジャックさんのお家は1泊 100ドルで宿泊できたりします。(2004年現在)

ただし素泊まりオンリーのため食料は持参必須。また、カラパナ側のデッド・エンドから1時間半程歩かねば、ここに辿り着けません。なかなか現実的でないのが残念です。

この後、何度も何度も溶岩がジャックさんのお家の近くまで流れて来ていました。これまで運良く切り抜けて来れましたが、とうとう溶岩に呑まれてしまいました。2012年3月5日のことです。

席替え

ここからツアーも後半。ジャックさんのお家を飛び立つ際に、席替えをしました。先ほどの席の反対側、左側の席へ。今度はマウナケア方面がよく見えます。

ヘリは再びプウ・オオ火口を経由。しばらく眺めてから、今度は緑深い渓谷へ。

ハマクア・コースト & マウナ・ケア

つい先ほどまで一面に広がっていた溶岩大地はいつの間にかなくなっていました。北に進むにつれ大地に緑が増え、マウナ・ケアが間近に迫ってきます。美しいマウナ・ケアの起伏。雲一つないのが印象的。

ハマクア・コーストへ
美しい姿のマウナ・ケア

美しい姿のマウナ・ケア

マウナ・ケアに向かって

ワイピオ渓谷 & ワイマヌ渓谷

マウナ・ケアを通り過ぎ、ワイピオ渓谷と、その隣にあるワイマヌ渓谷を巡ります。渓谷のあるハワイ島北部は、キラウエア火山周辺とは打って変わって緑豊か。鮮やかな緑色の山肌は、乾ききった大地を目の当たりにしてきた私達に潤いを与えてくれます。

ワイピオ渓谷を正面から望む

ワイピオ渓谷

渓谷の海岸線

渓谷の海岸線

ラホメネ滝(落差700m)

ラホメネ滝(落差700m)

長い年月をかけて浸食された海岸線の造形は儚げで美しい。ワイピオ渓谷には立ち入れないため遠目で眺めて通り過ぎ、ワイマヌ渓谷へ入ります。

渓谷内には、目を瞠る程の高さの滝が悠然と流れていました。

ヘリは、ワイマヌ渓谷の更に奥へとゆっくり進みます。そして、渓谷を飛び越えました。

ワイマヌ渓谷の奥

ワイマヌ渓谷の奥

ワイメアへ

ワイメアへ

渓谷を抜けると、そこはワイメアの町。牛達が米粒ほどの大きさに見えます。ほのぼのとした街並み。渓谷の迫ってくるような緊張感から、一気に解放された気分。

しばらくすると、西側の海岸線にはハプナの美しいビーチも見えてきてしまいました。「ああ。もうフライトが終わってしまう…。」

帰還

そして、ワイコロアのヘリポートに到着。ヘリから降りた後も何だか夢心地です。地上に立っていても頭の中がフワフワで足はフラフラ。

色んな顔を持つハワイ島を空からも再確認!やっぱりハワイ島は面白い。本当に素敵なフライトでした。Toshiさんの詳しい解説と素敵な景色で、私達6人ともハワイ島をますます愛しちゃう事になりました。

ヘリポートにあるオフィスには、Tシャツ、帽子等々のお土産が売っています。そこでお買い物をした後、Toshiさんや皆とお別れしました。こんな素敵な旅になったのは、私達が楽しめるよう協力して下さったToshiさんや、一緒に参加してくれた皆のお陰です。本当に感謝!

※ ここで書いた内容は、ほとんどが Toshiさんの解説によるものです。

2004年9月

次のページの内容はコレ!

スポンサードリンク

スポンサードリンク
ハワイ本をチェック!
HOME